ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた

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ニーチェってよく聞く人だけどもどんな人かは良く知らない。

ある日であったのがこの本です

タイトルがすごい目につき購入しました。正直哲学って難しくてよくわからない学問って印象が強いとおもいます。そんな自分もこの本を目にしたとき面白そうだけど哲学がわからない自分に読めるのだろうか?と思いました。

この本こそ哲学の初心者向けの本なのです。

作者は?

1985年京都府生まれ。高校時代に哲学に出会って感銘を受ける。京都女子大学在学中から芸能活動を始め、2005年にレースクイーンオブザイヤーのグランプリに。その後、アイドルユニット「中野風女シスターズ」、男装アイドルユニット「風男塾」のメンバーとして活躍。2013年に脱退後は、執筆活動を本格化。2014年に『私の体を鞭打つ言葉」(サンマーク出版)、2016年9月に『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』(ダイヤモンド社)を発刊。

リクナビnextジャーナルより引用

アイドル出身から哲学の道なんてずいぶん異色の経歴の方ですね

あらすじ

17歳の女子高生児島アリサはバイトの帰り道「哲学の道」で哲学者ニーチェと出会う。

哲学のことを知らないアリサでしたが、その日を境に不思議なことが起こり始める。

現代人風貌になって表れアリサに哲学とは何かを教えていく物語

といった内容です。ニーチェ以外にもキルゲゴール、サルトル、ショーベンハウアー、ハイデガー、ヤスパースといった哲学偉人たちが登場。

正直ニーチェ以外は初耳です。

読んでいて思ったのは哲学はそれぞれ何に比重を置いているかで全然物のとらえ方生き方信じる者が変わってきてどう生きていくかも変わってくるということ。はっとしてしまう発言もかなりあってなるほどとかなり感心してしまう。

ニーチェの考え方一部

『永劫回帰を受け入れる』

辛いことや、苛酷な状況がたとえ繰り返されるとしても「これは私が欲したことだ」と受け止める。”たられば”に縛られずに生きる。

『人生を危険にさらすのだ!』

人の目を気にして怯えて生きるのではなく、何事にも挑戦し、戦い抜くことで喜びは掴める。

『超人』

永劫回帰を受け入れ、新しい価値を創造できる、人を超えた存在。超人を目指すのであれば、どんな悲しみや苦悩も受け入れること。いろんなものの無価値を受け入れた上で、強く生きていく。そのためにも人に教えられたことを超えて、自分の道を探すことが大切である。

この他の偉人にも名言、考え方がいくつもありとても読みごたえがある本だと思います。

この本を読んでもっとニーチェや哲学のことを知りたくなりました。色々哲学の本を読んでいこうと思います。

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